⽇越 環境・脱炭素ソリューション 活⽤セミナー:ベトナムにおけるグリーン生産と脱炭素ソリューションの創出

Ha Noi IZUMI INNOVATION

2025年12月10日、ハノイ – イズミ・イノベーション株式会社(Izumi Innovation Joint Stock Company)は、横浜都市ソリューション連携(YUSA)、オースミベトナム(Osumi Vietnam)、ベトナム商工会議所(VCCI)、LITA Networking、科学技術戦略・政策研究所(NISTPASS)の共催・協力のもと、「ベトナム・日本 技術・イノベーション連携:環境処理と脱炭素化のための革新的ソリューション」セミナーを科学技術戦略大学(NISTPASS Academy)にて成功裏に開催しました。

本イベントは、ベトナムの2050年ネットゼロ目標達成を支援するため、日本からの先進技術の連携と移転を促進するというイズミ・イノベーションのコミットメントを再確認する重要な節目となりました。
💡 移転対象の重点技術10選の概要
プレゼンテーションセッションでは、YUSAに所属する10社が、以下の3つの主要な柱に焦点を当てた実証済みのソリューションを紹介しました。
1. 環境処理と産業廃棄物
汚泥脱水技術: アムコン(Amcon)がスクリュープレス脱水機VOLUTE DUO™を、TJASがハイパワーなフィルタープレス脱水機を紹介し、汚泥脱水プロセスの最適化を図ります。
バイオマス削減: ミクニヤ(Mikuniya)が、有機性汚泥の体積を最大90%削減し、輸送・埋立コストを大幅に削減できる装置MISHIMAX®を紹介しました。
化学薬品: 東亞合成(Toagosei)が、幅広いpH範囲で凝集効果を高める両性高分子凝集剤を提供します。

2. エネルギー管理、インフラ、精密計測
エネルギー管理: オースミベトナム(Osumi VN)が、電力品質(PQ)監視サービスと省エネルギーコンサルティングを紹介し、工場が電圧問題を迅速に検出し解決できるよう支援します。
技術インフラ: 八千代エンジニヤリング(Yachiyo Engineering)が先進的な地下建設技術(ケーソン工法、推進工法)を紹介し、また東京計器(Tokyo Keiki)が水監視および地下洪水監視のための精密計測システムを提供します。

3. デジタルトランスフォーメーション、脱炭素化、ESG
脱炭素化SaaS: Zeroboardが、GHG排出量(Scope 1, 2, 3)を計算・可視化するクラウドプラットフォームを紹介し、ベトナム企業がESG情報開示要件に対応し、ネットゼロロードマップを構築するのを支援します。
AI/IoT活用: マクニカ(Macnica)が、サーキュラーエコノミーとスマートメンテナンスにおけるAI/IoT活用ソリューションを紹介しました。
グリーンインフラ: 東邦レオ(Toho Leo)が、緑化システムU-Greenを紹介し、都市部の緑地による炭素固定能力の定量化と雨水管理を可能にします。

🤝 実質的な連携と協力へのコミットメント
特に、数十件にわたる1対1のB2Bマッチングセッションが効果的に実施され、多くのベトナム企業が深い関心を示し、詳細な打ち合わせの実施を要求しました。これは、日本のソリューションがベトナム市場の技術転換ニーズに的確に応えているという前向きなシグナルです。

イズミ・イノベーション株式会社は、個別の要望に細かく対応し、確立された技術移転プロジェクトの実現に向けて、交渉の調整、支援、および現地調査を引き続き主導・サポートすることを約束します。

連携に関するお問い合わせ:
ご登録が間に合わなかった企業、または10の技術についてさらに詳しく知りたい企業様は、イズミ・イノベーションまでご連絡ください。専門的なミーティングを手配いたします。
Email: info@izumi-innovation.com