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2024年5月17日、大阪にて日本在住ベトナム人経営者及びベトナム人コミュニティとの交流会が開催されました。大阪総領事館とホーチミン市海外ベトナム人委員会が主催したこのイベントは、両国から多くの起業家や投資家を集め、協力関係の強化と双方向の投資促進を目指しました。IZUMI INNOVATION会長であり、一般社団法人在日ベトナム起業家支援協会(E-FUTURE)のメンバーでもあるカン・タイン・ヒエン氏が、日本在住ベトナム起業家コミュニティを代表して登壇しました。
ヒエン氏のスピーチでは、ベトナムにおける日本投資ファンドの活動状況について共有されました。 現在、ベトナムには800以上の日本投資ファンドが活動しており、総投資額は600億ドルに達しています。これらの投資は、不動産、情報技術、人工知能、医療、製造、インフラ、再生可能エネルギーといった戦略的分野に集中しています。これらの分野は、ベトナムが強力な成長ポテンシャルを持ち、海外投資家の支援が必要とされています。
さらに、ヒエン氏はIzumi Innovationの強みについても説明しました。 Izumi Innovationは、日本企業のベトナム進出とベトナム企業の日本進出を支援・連携する専門会社です。投資誘致だけでなく、技術支援、経営管理、ビジネス戦略の支援も行い、ベトナム企業が競争力を高め、持続可能な発展を遂げる手助けをしています。
特に、ヒエン氏は日本投資ファンドとベトナム企業の協力を促進するための提言と提案をいくつか示しました。 外国投資家にとってより有利な条件を提供するために、ベトナム政府からのさらなる支援政策の必要性を訴え、また、現代的な工業団地やインフラの整備を推進する必要性を強調しました。さらに、大規模な投資プロジェクトの増加するニーズに応えるため、高品質な人材の育成の重要性も指摘しました。
交流会は、ベトナムの起業家からの多くの質問や意見が飛び交い、親しみやすく開かれた雰囲気の中で進行されました。 企業は新しい協力の機会に大きな関心と期待を示し、両国の経済発展に貢献することを望んでいます。
このイベントは、ベトナムと日本の企業が情報を共有し、つながる機会を提供するだけでなく、ベトナムと日本経済協力関係のさらなる深まりと持続可能な発展に向けた重要な一歩となりました。